午後から、半年振りに、狂言鑑賞を予定。ところが、60歳以上の1%がパーキンソン病の患者と言うではないか。因って、急遽「同病公開講座」を午前中に受講。”薬とリハビリ”で日常生活には支障が出ない。”適切な時に適切な治療を”とのことで、先ずは一安心。要は、早めの検診を心がけること。
狂言「箕被(みかづき)」
連歌に夢中になり、家庭を顧みない夫が、妻に「連歌を取るか、自分をとるか」と言われた。やむなく連歌を取った夫は、家を出て行く妻の後ろ姿に、思わず発句を言いかけると、妻は見事な脇の発句を付けた。近すぎて、気付か
ない意外な一面。狂言では、連歌は真に人と人の心を結ぶものとして描かれる。健やかな生活には、”近助”関係の構築が肝要なのだろう。

年々歳々時記のブログ内検索に「病」と入れたら29件ヒットした。タイトルを流し読みし、その最後にあった「狂言みかづき」20121014 をクリックして読んだら、真におもしろい。「連歌をとるか私をとるか」という発言も実に女性らしい。腑に落ちた。こういうブログの読み方もあるな、と大いに自己満足ならぬ自己感心した。同じことだが。ところで、この狂言の夫婦はどうなったのだろうか、気になるところだ。
LikeLike