엄아야 누나야(上)

以下は、兼若先生のサイト「金素月の詩と韓国文化」に紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景という題で連載された文章をまとめたものです。第1回は「オンマヤ・ヌナヤ」です。同じ文章を縦書き文庫にも掲載しています。

第1回

ナレーター:詩には風景があります。それぞれの詩にどんな風景があるのか想像してみると、その詩の姿がはっきりと浮かび上がってまいります。今回のハングルの詩はどんな風景のどんな詩なのでしょうか。独断と偏見でお馴染みの歌樽先生が詩のある風景の現場にすでに到着なさっているようです。では、現地の詩子アナウンサーを呼んでみましょう。詩子アナ、現地の模様はいかがでしょうか。

詩子アナ:はい、こちら詩子です。現地にきております。家族連れの方が多く、そろそろ昼食の準備に取り掛かっているといったところです。早速、歌樽先生に伺ってみましょう。今回の詩のキーとなるハングルはずばり何でしょうか。

歌樽先生:ずばーり、、、難しいですね。

詩子アナ:その難しいところを何とか「ずばーり」お願いします。

歌樽先生:「갈잎의 노래」でしょうかね。

詩子アナ:ずばーり、「갈잎의 노래」、いただきました!
さて、今回の詩のキーハングル「갈잎의 노래」の入った詩とはどんな詩でしょうか。まず風景を少し見せていただきましょう。カメラさん、宜しくお願いします。

詩子アナ:これは葦のようです。水辺に葦が群生していますね。あっ、歌が聞こえてきました。

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歌樽先生:いつ聞いても、いい歌ですね。すばらしいですね。

詩子アナ:牧歌的な童謡に聞こえますが、どこがそんなにいいのかよく分かりませんが。

歌樽先生:「갈잎의 노래」がいいですね。

詩子アナ:でました!ずばーり、「갈잎의 노래」!
ここで、もう一度聞いてみましょう。別の歌手の方も歌っているようですから。

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엄마야 누나야 江邊(강변) 살자
뜰에는 반짝이는 金(금)모래빛
뒷문 밖에는 갈잎의 노래
엄마야 누나야 江邊(강변) 살자

歌樽先生:ではここで、クイズをひとつ出しましょう。

詩子アナ:先生がクイズを出されるんですか。私、スタッフさんから質問をするようにといわれているんですが。

歌樽先生:質問についてはゆっくりお答えすることにして。まず写真をみてください。

http://cafe.daum.net/mart1000/jMbM/2490?q=%BE%F6%B8%B6%BE%DF%20%B4%A9%B3%AA%BE%DF%20%BD%C3%BA%F1&re=1

第1問:これは「엄마야 누나야」の歌碑ですが、どこにあるでしょうか。

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ヒント:2009년, 안성현 선생의 고향인 나주 남평읍 지석강 솔밭 백사장에 노래비를 세웠다.

写真をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。

第2回

詩子アナ: 歌碑の文字がよく見えませんが、写真の下の説明によると羅州の지석강(チソクカン)のようですが。

歌樽先生:正解‼ なかなか素晴らしいですね。ハングルをしっかり読めるようになりましたね。

詩子アナ:「지석강」って漢字ではどのように書くのですか?

歌樽先生:「砥石江」つまり砥石の川ということですね。この歌碑は2009年にできましたから、比較的新しいものですね。

第2問:どうしてここに「엄마야 누나야」の歌碑があるのでしょうか。

詩子アナ:「엄마야 누나야」を作った金素月の故郷、ではないですよね。

歌樽先生:違いますね。金素月の故郷は定州(정주)の郭山(곽산)というところで、「길(道)」という詩に

내 집도 僕ん家(ち)さ
定州郭山定州郭山
車 가고 배 가는 곳이라오車も船も通ってるよ

と詠われていますね。ここからだとソウル・釜山間よりも離れていますね。

詩子アナ:ですよね、違いますよね。

歌樽先生:では、大ヒント。次のサイトを見てみましょう。

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詩子アナ:砥石江松林遊園地(安成絃先生歌碑)ですか。遊園地の写真と問1の写真、同じところですね。括弧の中の(安成絃先生歌碑)というのは何ですか。これがヒントですか。

歌樽先生:大ヒントですね、もうこれ以上ないほどの大大ヒントです。

詩子アナ: 安成絃先生歌碑で「엄마야 누나야」ですか? 「엄마야 누나야」は金素月の歌碑じゃないんですか?

歌樽先生:安成絃(안성현)の歌碑でもあり、金素月(김소월)の歌碑でもあると言ったほうが分かりやすいでしょうね。

詩子アナ:ああ、やっと分かりました。安成絃は作曲をなさった方ですね。

歌樽先生:ということは?

詩子アナ: 安成絃(안성현)さんの故郷。

歌樽先生:正解‼ 作曲家の安成絃(안성현)の出身地で「엄마야 누나야」の作曲もしたということで、ここに3000万ウォンの寄付を集めて歌碑が作られたということのようです。

詩子アナ:では、メインが金素月ではなくて、安成絃ということですか。

歌樽先生:まあ、そうとも言えますが、安成絃はいろんな歌を作曲しているので、その中で「엄마야 누나야」を選んだのは、やはり金素月が有名だということじゃないでしょうか。

詩子アナ:じゃ、先生、今度は私から質問です。

第3問:「엄마야 누나야」はどうして「엄마야 누나야」で始まっているのですか?

歌樽先生:はははは、それは簡単、簡単。

詩子アナ:簡単ですか?

歌樽先生:だから、「はははは」と言ってる訳ですよ。

詩子アナ:「はははは」は「母・母」で「엄마야」ですか。

歌樽先生:「엄마야 누나야」で始まっているのは「엄마야 누나야」で終わっているから。

詩子アナ:えっ?じゃあ、どうして「엄마야 누나야」で終わっているのですか。

歌樽先生:それは、「엄마야 누나야」で始まっているからですよ。

詩子アナ:それでは、「何で毎日運動するの?……体にいいから、何で体にいいの?……毎日運動するから」と同じ訳ですか。

歌樽先生:うまいこといいますね。この歌はサンドイッチタイプの詩になっているんですよ。

詩子アナ:「엄마야 누나야 江邊(강변) 살자」が中の2行を挟んでいるということですか。

歌樽先生:その通り。まずは、そのように理解することが大切ですね。

詩子アナ:独断と偏見でお馴染みの歌樽先生の本領発揮ということのようです。「엄마야 누나야」が「아빠야 형이야」ではだめですか?

歌樽先生:それはだめですね。ではこれを次の問題にしましょう。

第4問:「엄마야 누나야」が「아빠야 형이야」ではなぜだめなのでしょうか?

詩子アナ:声が大きすぎます。近くの子供たちが集まってきましたよ。

歌樽先生:それは願ったり叶ったりですね。子供たちにいろいろと尋ねられますからね。

第3回

歌樽先生:では、早速、子供たちに聞いてみましょう。
「엄마야 누나야」를 「아빠야 형이야」라고 부르면 이상하니?
(「お母さん、お姉さん」を「お父さん、お兄さん」と歌うとおかしいかい?)

子供A:이상해요.
(おかしいですよ)

歌樽先生:왜 이상하니?
(どうしておかしいの?)

子供B:「아빠야 형이야」라고 부를 수는 없어요. 혼나요.
(「父ちゃん、兄ちゃん」とは歌えません。叱られますよ)

歌樽先生:누구한테 혼나니?
(誰に叱られるの?)

子供A:아빠한테도 혼나고 형한테도 혼나고 엄마한테도 혼나요.
(父さんからも叱られ、兄さんからも叱られ、母さんからも叱られます)

歌樽先生:그래. 너 이름이 뭐니?
(そうかい。君、名前は?)

子供A:최민재예요.
(チェミンジェです)

歌樽先生:이름이 참 좋다.
(とてもいい名前だね)

子供A:감사합니다.
(ありがとうございます)

歌樽先生:너는?
(君は?)

子供B:저요? 감자 도자 현자요.
(私ですか。キムの字、トの字、ヒョンの字です)

歌樽先生:김도현 군도 이름이 참 좋다.
(キムトヒョン君もとてもいい名前だね)

子供B:감사합니다.
(ありがとうございます)

詩子アナ:「아빠야 형이야」ではだめなようですね。第4問は分かりました。

歌樽先生:では、第4問は一応答が出たとしましょう。

詩子アナ:一応ということは、まだ他に何か答があるのでしょうか?

歌樽先生:それはおいおい分かってきますので、心配いりません。

詩子アナ:「엄마야 누나야」の歌は本当は男の子が歌わないとおかしいですよね。男性が歌っているのはないのですか。

歌樽先生:さがしてみるとあると思いますよ。ああ、ありますね。

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詩子アナ:確かに男性ですが、でも男の子ではないですね。

歌樽先生:何かぴったりなのを探してみてください。では、次の問題です。

第5問:女の子から見た場合、自分の「父、母、兄、姉」の語に共通した特徴は何でしょうか。

詩子アナ:ええと、父が아버지、母が어머니、女性からみるのだから、兄が오빠、姉が언니ですよね。父は아빠、母は엄마でもいいんですか。

歌樽先生:ええ、構いませんよ。

詩子アナ:아빠、엄마、오빠、언니だと2文字ですね。全部母音で始まっていますね。

歌樽先生:大正解、すばらしい大発見です!

詩子アナ:大発見といわれると恥ずかしいですね。今までそんな風に考えてみたことがなかったので。

歌樽先生: 子供は「아이」で、これも母音で始まっていますね。

詩子アナ:なるほど、そうですね。아저씨 (おじさん) や 아주머니 (おばさん) も初めの音は母音ですね。

歌樽先生:「형」の初声「ㅎ」、つまり今のハ行にあたる音ですが、どちらも喉から音がでるので「喉音(후음)」と呼ばれています。ここで問題です。

第6問:祖父母、父母、兄弟に関する言葉の中で「喉音」と呼ばれる音 (ㅎ, ㅇ) 以外で始まっているのは何でしょうか。

第4回

詩子アナ:祖父母は母方の方も入りますか?

歌樽先生:では、入れることにしましょう。兄弟・姉妹も入れましょう。

詩子アナ:ずいぶんたくさんですね。ちょっとまとめてみましょう。

呼称 呼称
[弟/妹が呼ぶとき]
할아버지(父方祖父)(兄) [弟]
할머니(父方祖母)오빠(兄) [妹]
외할아버지(母方祖父)누나(姉) [弟]
외할머니(母方祖母)언니(姉) [妹]
아버지(父)⓫동생(弟・妹)
어머니(母)⓬저, 나, 자기, 자신(私)
①할아버지 ②할머니 ③외할아버지 ④외할머니 ⑤아버지 ⑥어머니 ⑦형 ⑧오빠 ⑨누나 ⑩언니 *⓫⓬使えない呼称

歌樽先生:自分のことを自分で呼ぶことはありませんし、弟や妹は名前で呼ぶのが普通ですから、⓫⓬は実際に呼称として使えませんね。

詩子アナ:ということは、ㅎ: ①할아버지 ②할머니 ⑦형、ㅇ: ③외할아버지 ④외할머니 ⑤아버지 ⑥어머니 ⑧오빠 ⑩언니、他: ⑨누나 なので、喉音以外は弟から見た姉の「누나」だけですね。

歌樽先生:第6問正解!呼称としては「누나」だけになりますね。

詩子アナ:はあ、不思議ですね。日本語も「あに、あね、おとうと、いもうと」は全て母音で始まっていますね。

歌樽先生:おもしろいところに気がつきましたね。では、そろそろ次の問題に入りましょう。

詩子アナ:先生、問題はできれば四択で出してもらえると、ありがたいのですが、いかがでしょうか。

歌樽先生:四択ね、「鬼の居ぬ間に四択」ですか。

詩子アナ:先生、それは「鬼の居ぬ間に選択」ですよ。鬼ほど怖いとは思えませんし。

歌樽先生:えへん、じゃあ四択にしてみましょう。ハングルの音の分類は、「訓民正音(훈민정음:フンミンジョンウム)」というハングルの説明書に出ています。

第7問:では、「누나」は次の内どんな音のグループに入っているでしょうか。

1)舌音  2)歯音  3)牙音  4)脣音

詩子アナ:「ㄴ, ㅁ, ㅇ」が鼻音だというのは習いましたが、鼻音というのはないのですか?

歌樽先生:「ㄴ,ㅁ,ㅇ」が鼻音だというのは正しいのですが、ここでいう分類とは違うんです。

詩子アナ:あまり聞いたことがないのでよく分かりませんが、あてずっぽうで1)の舌音。

歌樽先生:あてずっぽうで正解とは「ただなら」ぬ力ですね。

第7問の正解は、1)舌音(설음)です。

「ㄴ, ㄷ, ㄹ, ㅌ, ㄸ」など、日本語のタダナラ行の音に当たります。

詩子アナ:私、分からないときには1番と決めているのです。では次は私から質問です。

第8問:2)の歯音というのはどんな音ですか。

歌樽先生:舌先と歯の間から出る音で、文字に「ㅅ」を含む音です。

詩子アナ:文字に「ㅅ」を含む音ですか。

歌樽先生:サ行の音は舌先と歯の間から出る音でですね。これがヒントです。

詩子アナ:分かりました。文字に「ㅅ」が含まれるということは「ㅈ, ㅊ」でしょ。

歌樽先生:正解です。他に「ㅆ, ㅉ」の音もありますね。という訳で、

第8問の答え、歯音(치음)に属する音は「ㅅ, ㅈ, ㅊ, ㅆ, ㅉ」です。

詩子アナ:牙(きば)からは音がでないんではないかと思うのですが。

歌樽先生:「牙音(아음)」は軟口蓋といって口の奥の部分なんですが、ここから出る音なんです。

代表的なのは「ㄱ」と「ㅋ」ですね。パッチムの「ㅇ」と「ㄲ」がこれに加わります。

詩子アナ:では、残りの音が脣音ですか。

歌樽先生:そうなりますね。「脣音(순음)」の脣は「くちびる」のことですから、「ㅁ,ㅂ,ㅍ,ㅃ」など唇を使った音です。これで五音(오음 ごいん)が揃いました。

詩子アナ:整理すると、喉音(후음)、舌音(설음)、歯音(치음)、牙音(아음)、 脣音(순음)の5つですね。

歌樽先生:はい、この五音が、あるものと深い関係があるんです。

第9問:この五音は次のどれと最も深い関連があるでしょうか?

1)五光  2)五更  3)五香  4)五行

詩子アナ:辞書引かなくちゃ。大変大変。

第5回

歌樽先生:辞書を引いて、答えがでましたか?

詩子アナ:「ごこう」で引くと、1)の五光は花札の光札5つ集めた役、2)の五更は夜の時間で午前3~5時、3)は5種類のお香ということですが、4)はありませんでした。

歌樽先生:1)は花札ですか、懐かしいですね。昔よく、ゴーストップという花札をしていましたね。2)は万葉集では「暁」のことで「あかとき」と読んでいますね、3)のお香ですが、正倉院にも有名なものが収められていますね。4)の読みですが、「春の七草」に食用にもなるおなじ音の草がありますね。

詩子アナ:「春の七草」ですか、「せり、なずな、せり、なずな……」次は何でしたっけ?

歌樽先生:「何でしたっけ」というのは、ちょっとお行儀が悪いですね。

詩子アナ:お行儀が悪くてすみません。「せり、なずな、おぎょうぎ」じゃなくて、思い出しました。

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」で、ごぎょう!

歌樽先生:やっとたどりつきましたね。

第9問:答えは5)五行(ごぎょう)。これは陰陽五行ともいいますね。

詩子アナ:五音については音のグループを5つに分けましたが、五行とは何か行いとか行動をグループ分けするのですか。

歌樽先生:行いとか行動とかではなく、何かの要素です。ではこれを第10問としましょう。

第10問:五行とは何かの構成要素を言うのですが、それは何だとされていますか。

1)家屋  2)宇宙  3)人体  4)心情

四択の問題を作るのはなかなか難しいですね。

詩子アナ:分かりました。はい、2番です。

歌樽先生:そんなに早く?どうして?

詩子アナ:1)は家、3)は体、4)は心と一字で言えるのに、2)の宇宙は二字必要だから。

歌樽先生:なるほど。

詩子アナ:四択の問題を作るのはなかなか難しいとおっしゃったのがヒ・ン・ト。

歌樽先生:ともかく、正解は正解。

第10問:答は2)宇宙です。

詩子アナ:ヤッター!完璧。2字にするために1)は家屋、3)は人体、4)は心情ですよね。

歌樽先生:いや、そういう答え方があるので、四択というのは嫌なんだよ。つまり、分かっていないのに、答だけ合えば分かった気になる、全くけしからん。邪道じゃよ、邪道。

詩子アナ:まあまあ、先生、そう怒らないで。次に行きましょう。

歌樽先生:五行というのは宇宙の構成要素を曜日順でいえば「火、水、木、金、土」の5つですが、これらを物語を作って並べ替えなさい。

詩子アナ:プロメテウスが天上の火をもって来ました。手が熱くなって、木製の樽の取っ手の金具を持って、池の水を掬って、土手に置いて、手を冷やしました。

歌樽先生:話になっているような、なっていないようなおかしなストーリーですが、プロメテウスが火を持ってくるという話をよく思い出しましたね。

詩子アナ:ヤッター。

歌樽先生:順番は「木・火・土・金・水」と覚えましょう。

詩子アナ:「き・か・ど・きん・すい」ですね。

歌樽先生:音ではふつう「もく・か・ど・ごん・すい」と読んでいますよ。

詩子アナ:「金」が「ごん」ですか。

歌樽先生:はい。ただ、訓読みでは「き・ひ・つち・か・みず」と読んで、「きのえ・きのと」などと使われていますが、こちらの方はいいとして、まずこの五行の順番を覚えましょう。

詩子アナ:はい、覚えました。 恋愛は「もっ・か、ドッ・キン・スイスイスイ」

歌樽先生:覚えるのが早いですね。では、恋愛、頑張ってください。

詩子アナ:私、覚えるのは早いんです。覚えるのに時間を使わないというのが信条ですから。

歌樽先生:でも、恋愛は時間がかかりますよ。五行というのは「木が燃えて火になり、燃えたものが土になり、土から金を生じ、金は冷たいので空気に触れて水を生じ、水は木を育て、木は火になり……」というふうに万物を作っている5つの元素が循環すると考えが基本になっていますね。では、五音と五行の関係を考えてみましょう。

第11問:五音の「舌音(설음)」に当たる「누나」の「ㄴ」は五行のどれにあたるでしょうか。

1)木  2)火  3)土  4)金

第6回

詩子アナ:五音のそれぞれが、五行のどれかと対応している訳ですか。

歌樽先生:そういうことですね。

詩子アナ:全く見当もつきません。お手上げです。

歌樽先生:分かりました。

第11問:答は2)火です。

これから何度も出てきますので表にしておきましょう。

五行 五音 対応音  略式カナ表記

  • ① 木:牙音  ㄱ/ㅋ カガ行
  • ② 火:舌音  ㄴ/ㄷ/ㄹ/ㅌ タダナラ行
  • ③ 土:喉音  ㅇ/ㅎ アヤワハ行
  • ④ 金:歯音  ㅅ/ㅈ/ㅊ サザチャ行
  • ⑤ 水:脣音  ㅁ/ㅂ/ㅍ パバマ行

詩子アナ:「オンマヤ・ヌナヤ」と音の分類とはどんな関係があるのですか。

歌樽先生:では、それを調べてみましょう。

第12問:「엄마야 누나야 강변 살자」を五行で分類し、それぞれいくつあるか数えてみましょう。

この詩は1922年1月の『開闢』19号には「강변살자」は「江邊살쟈」となっています。

詩子アナ:第12問の答は「木1 火2 土3 金2 水2」です。

歌樽先生:素晴らしい!5つのグループの全ての音が入っていますね。ここがポイントの一つです。では、次の問題です。

第13問:次の母音の中から陽母音を4つ選びましょう。

이 아 야 어 여 으 오 요 우 유

詩子アナ:ええと、母音は「아 야 어 여 오 요 우 유 으 이」という順序ですよね。

歌樽先生:その通りですが、母音を覚えるときには「アヤオ体操」がいいですね。

詩子アナ:「アヤオ体操」というのは何ですか。

歌樽先生:ユーチューブにもありますね。

まーる(○)書いて縦棒は 이(イ)、右に아(ア) 야(ヤ) 左 어(オ) 여(ヨ)

まーる(○)書いて横棒は 으(ウ)、上に오(オ)요 (ヨ) 下 우(ウ) 유(ユ)

詩子アナ:これ、四択の問題にするのは難しいですよね。

歌樽先生:ちょっと考えてみましょう。

第13問改: 次の中から陽母音のみのものを選びましょう。

1) 이으아어  2) 아야어여  3) 오요우유  4) 아야오요

詩子アナ:4) 番です。

歌樽先生:正解!理由は?

詩子アナ:うる覚えでしたが思い出しました、4番です。

第13問改:答は4)아야오요、ヤッター!

歌樽先生:これも解答術の裏技のようですね。では、「엄마야 누나야 강변 살자」を陽母音のあるものは양(陽)とだけ書いて、他のものはそのままハングルを書きましょう。

詩子アナ

歌樽先生:では、これを三つに区切って読んでみてください。

詩子アナ:「엄양양 / 누양양 / 양변양양」

歌樽先生:なかなかいいリズムですね。これで、なにかこの詩の秘密が分かりましたか。

詩子アナ:この詩のキーポイントは「갈잎의 노래」じゃなかったんですか。

歌樽先生:その通りです。今までのことをヒントに「갈잎의 노래」まで辿り着ければ、何かがわかるということなんですが。

第14問:갈잎の意味は次の内どれでしょうか?

  1. 가랑잎 (落ち葉)
  2. 떡갈잎 (カシワの葉)
  3. 갈댓잎 (葦の葉)
  4. 잎갈나무 (落葉松)

第7回

詩子アナ:これは「3)갈댓잎(葦の葉) 」でしょう。葦の葉の群生を見ましたし。

歌樽先生:するどーい!

第14問:答は3)갈댓잎(葦の葉)です。「갈대:葦」を「갈」と縮約しているんですね。

歌をもう一度聴いてみましょう。

■■■

詩子アナ:同じような縮約の用例は他にもあるんですか。

歌樽先生:いくつもありますよ。「갈밭:갈대밭(葦の原っぱ)」、「갈숲:갈대숲(葦の茂り)」、「갈잎새:갈대의 잎새(葦の葉っぱ)」などの例がありますね。「가을(秋)」を「갈」と縮約したものもあります。実は「갈」だけではなくていろんな言葉を縮約しているのです。

つまり、金素月は「준말의 묘수(縮約語の妙手)!」といえるでしょう。

詩子アナ:独断と偏見の妙手の歌樽先生の独壇場です!

歌樽先生:独壇場ではなく、「独擅場(どくせんじょう)」が正しいんです。

詩子アナ:すみません。独壇場とばかり思っていました。先生、まだ「갈잎의 노래」まで辿り着くには遠いんですか?

歌樽先生:少し近づきましょう。「갈잎의 노래(葦の葉の歌)」と関連した語句を探してみましょう。

第15問:「갈잎의 노래」とセットで用いられている語句はどれでしょうか。

  • 1) 금 모래빛  2) 강변 살자  3) 엄마야 누나야  4) 뒷문 밖에
  • 金の砂の光  川辺で住もう 母さん姉さん  裏門の外

詩子アナ:セットというのはペアーということですよね。

  • 1)갈잎의 노래…… 금 모래빛…… 歌:光
  • 2)갈잎의 노래…… 강변 살자…… 葦:川辺
  • 3)갈잎의 노래…… 엄마야 누나야…… 歌:呼びかけ
  • 4)갈잎의 노래…… 뒷문 밖에…… 歌:聞こえてくる場所

答は3番の「엄마야 누나야」、聞こえてくるものと、呼びかけているもものペアです。

歌樽先生:少し 難しかったようですね。

第15問:答は1)「금 모래빛」です。

詩子アナ:そうかなと、思ったんですよ、歌は聞こえてきますから耳で、光は見えますから目ではないのかと一瞬考えましたが、残念!

歌樽先生:それほど残念でもありませんよ。ポイントが違いますから。

갈잎의노래
子音[ㄱ]母音[오래]
모래 빛

つまり、一種の韻を踏んでいるということですね。

詩子アナ:「노래」と「모래」があるのはたまたまではないんですか。他の例が知りたいですね。読めば分かりますか。

歌樽先生:一二度読んだだけでは、なかなか分かりにくいでしょうが、注意深く詩を読んでいけば分かります。「山우헤」という詩はいろんなバージョンがあるんですが、その一つに「흰 모래가 빗긴 船倉가에는 다만 뱃노래……」という部分があって、ここでも「모래」と「노래」が対のように使われています。

「마른江두덕에서」という詩では「빨내소래 물소래 仙女의 노래」、「江村」では「금모래 반짝..靑노새 몰고 가는 낭군」、「잠」では「노래한다 갈잎새 꽃이 핀다 물모래」というふうに「오래」という音を繰り返していますよ。

詩子アナ:はあ。では、そういう音韻の組み合わせのようなものを大切にしたということですか。

歌樽先生:多くの詩人はリズムや音韻を基本に据えていますから、金素月に限ったことではないのですが、特の素月の場合は、このことは重要です。では、ここで問題です。

第16問:「뜰에는 반짝이는 금 모래 빛」と「뒷문 밖에는 갈잎의 노래」の音韻上の関連は次の内のどれに当たるといえるでしょうか。

1) 夫と妻   2) 向う三軒両隣  3) 祖父と孫  4) 兄弟姉妹

第8回

詩子アナ:あの、2) 番は何と読むんですか。

歌樽先生:「むこうさんげんりょうどなり」、自分の家の両側の家とその反対側にある3つの家のことで、近所付き合いの最小単位といえるでしょう。

詩子アナ:どのような発想から答えを出せばいいのですか。

歌樽先生:それは答えにくいですね。本来は「뜰에는 반짝이는 금 모래 빛」と「뒷문 밖에는 갈잎의 노래」の音韻上の特徴を挙げなさいという問題にしたかったのですが、四択にする過程でこんな変な問題になってしまったんです。

詩子アナ:第12問で「엄마야 누나야 강변 살자」を五行で分類したときに、この部分には5つの音の要素が全て入っているとおっしゃったようですが、これと関係がありますか。

歌樽先生:なかなかいいところを突いていますね。

詩子アナ:ヤッター!やり方は分かりました。まず、三つに区切ってみます。

뜰에는 / 반짝이는 / 금 모래 빛

歌樽先生:実は素月は「반짝이는」とは書いていないんです。

詩子アナ:だって、これまで聴いた歌も「반짝이는」と歌っていましたよ。

歌樽先生:そうなんですが、素月は「반짝는:読み方は[반짱는]」と書いているんです。

詩子アナ:「반짝다」という語があるんですか。

歌樽先生:「반작이다」「반짝이다」「번쩍이다」という語は辞書にありますが、「반짝다」という語は認められていませんね。

詩子アナ:「준말의 묘수(縮約語の妙手)」ということでしょうか。分かってきましたよ。どんどん分かってきました。

뜰에는반짝는금 모래 빛
ㄷ/ㄸ(火)ㅂ(水)ㄱ(木)
뒷문밖에는갈잎의 노래

それから「뜰에는」「밖에는」の「에는」に加えて、さっき指摘してくださった「모래」と「노래」も入れると、音がそれはそれはよく似ていますね。ということは、分かった!答は兄弟姉妹、双子かもしれません。

詩子アナ:まず、3つの部分に分けます。すると3つの部分の初めの音が五行の音でいえば火・水・木となっていて、同じです。①と②の一番後ろのパッチムが全て「ㄴ」になっています。歌樽先生:何が分かってきましたか。

歌樽先生:正解!双子ほどは良く似ていないかも知れませんが、音の構成の類似性は疑いない事実です。ということで、

第16問:答は4)兄弟姉妹です。

詩子アナ:先生、私、スゴクないですか。

歌樽先生:ええ、凄いです。수고했어요.(スゴヘッソヨ:お疲れ様)

詩子アナ:「갈잎의 노래」が 今回の詩のキーハングルというのはこういう意味でしたか。なかなか奥が深いですね。

歌樽先生:これで終わったようなことを言っていますが、まだ終わっていませんよ。

詩子アナ:「갈잎의 노래」まで辿り着いたので、このあたりでいいのかと思っていましたが。

歌樽先生:このあたりでいいかなと思ったところから、さらにどう進むかを考えられるようになるといいですね。

詩子アナ:先生、お昼はまだですか。お腹がペコペコです。

歌樽先生: 배고파요?(ペゴパヨ お腹空いてる?)

詩子アナ:ペコペコとペゴパヨ、似ていますね。ペコとぺゴって兄弟みたいな音ですね。

歌樽先生:この先にスンデ(순대 腸詰め)の美味しいお店がありますので、あとで行きましょう。

詩子アナ:えっ!すんでから、スンデですか。寒―いです。

歌樽先生:では、少し熱くしましょう。「オンマヤ・ヌナヤ」を訳してみましょう。

「オンマヤ・ヌナヤ」の詩を訳してみてください

詩子アナ:訳詩は大変だ!

第9回

歌樽先生:さあ、やってみましょう。

詩子アナ:急にやってみましょうといわれても、困るんですが。とりあえず、やってみます。

詩子アナ

  • 엄마야 누나야 강변 살자
  •  お母さん! お姉さん! 川辺に住もうよ
  • 뜰에는 반짝이는 금모래빛
  •  庭には煌めく金の砂の光
  • 뒷문 밖에는 갈잎의 노래
  •  裏門の外には葦の葉の歌
  • 엄마야 누나야 강변 살자
  •  お母さん! お姉さん! 川辺に住もうよ

歌樽先生:なかなか内容がしっかりおさえられていますね。

詩子アナ:よかったー、ヤッター!

歌樽先生:では、これを詩らしく直してみましょう。

詩子アナ:たしかに、これでは詩とは言えませんね。それは分かります。

歌樽先生:では、独断と偏見でこの問題を出しましょう。

第17問:詩を訳すときに作品の何を最も重視すべきでしょうか。

1) 意図  2) 内容  3) リズム  4) 音韻

詩子アナ:なんか、全部必要な気がするんですけど。じゃあ、1) の意図です。

歌樽先生:自信はありますか。

詩子アナ:はい、分からないので1番です。

歌樽先生:分からないのに、1番でいいのですか。

詩子アナ:もちろんです。分からないのははっきりしていますので、もうこれは1番しかありません。

歌樽先生:そういう答え方は困りますね。理由になっていないんですから。

詩子アナ:ということは正解という訳ですね。ヤッター!

歌樽先生:ヤッターでは困るのですが、ともかくここはいいことにしましょう。

第17問:答は1) 意図です。ではこの意図というのは何でしょうか。

詩子アナ:意図をどこで見分ければいいかということですか。

歌樽先生:そうですね。では問題です。

第18問:金素月の作品の意図はどのようにすれば分かるでしょうか。

  • 1)作品の流れをみる       
  • 2)作品全体をみる
  • 3)初まりと終わりの部分をみる  
  • 4)核心となる部分をみる

詩子アナ:やはり作品全体を見る必要があるように思いますが。自信がありません。

歌樽先生:全体を見るのは必要ですが、意図がぼんやりした感じになる気がしますね。

詩子アナ:じゃあ、1)作品の流れをみる、にします。

歌樽先生:当てものクイズのようになっていますが、違います。

詩子アナ:降参です。

歌樽先生:四択というのは考えなくさせる魔法のようですね。もう少し考える習慣をつけなくては。

詩子アナ:それは、母からもよく言われています。

歌樽先生:じゃあ、お母さんのためにも頑張らなくちゃいけませんね。お母さんに何かお願いする時がありますか。

詩子アナ:それはありますよ、いろいろと。でも母からお願いされることもありますから。

歌樽先生:今回は何か頼まれましたか。

詩子アナ:安東焼酎という最高級のお酒があるから、それを買ってくるように言われました。

歌樽先生:なかなかいいお酒ですよ。確か45度くらいの強いしっかりした味のお酒です。お母さまからどのように言われるのがいいですか、これについて考えてみましょう。

第19問:何を買ってきてほしいと言われた方が買いやすいですか。

1)お酒 2)度数の高いお酒 3)韓国のお酒 4)安東焼酎

詩子アナ:それはもちろん・・・、あっ!分かった。

第18問:答は4)核心となる部分をみる

第19問:答は4)安東焼酎

歌樽先生:第18問、第19問ともに正解です。では、もう少しです。

第20問:素月の詩で核心となる部分とは何でしょうか。

  1. 詩のテーマと一致する部分
  2. 詩のテーマを強調する部分
  3. 詩の作成過程が分かる部分
  4. 詩の完成を担っている部分

詩子アナ:これもなかなか難問ですね。

第10回

歌樽先生:時間もかなり経っていますから、これが終わるとお昼にしましょう。

詩子アナ:じゃあ、頑張らなくっちゃ。1)の「テーマと一致する部分」だと、「川辺に住もうよ」で、2)の「テーマを強調する部分」だと、「庭にはピカリと光る金の砂」で、

3)の「作成過程が分かる部分」なら、たぶん五行の音の分析か何かが来て、4)の「完成を担っている部分」なら、何になるんだろう、「オンマヤ・ヌナヤ」という呼びかけているぶぶんなのかなー・・・

歌樽先生:いろいろと考えているようですね。考える姿は美しいものですね。実に美しい。

詩子アナ:詩のテーマというのはあまりに常識すぎて、これは勘ですが、ありえないと思います。

歌樽先生: 今回の詩のキーハングルは何でしたか。

詩子アナ:「갈잎의 노래」です。初めに先生がおっしゃいました。

歌樽先生:「갈잎의 노래」の「갈잎」は「갈댓잎」のことでしたね。「갈댓잎」としなかったのはなぜですか。

詩子アナ:「준말의 묘수(縮約語の妙手)」だからですか?

歌樽先生:じつは「준말의 묘수(縮約語の妙手)」だからではなく、音節数を守るために考えに考え抜いた結果「준말의 묘수(縮約語の妙手)」となったと言っていいでしょう。

「뒷문 밖에는 갈잎의 노래」を「뒷문 밖에는 갈댓잎의 노래」とすると11文字になり、「뜰에는 반짝는 금모래빛」も「뜰에는 반짝이는 금모래빛」とすると、11文字になります。

このように11文字を語形を崩してでも守りたかったのは、この詩を10文字4行の形に作ろうと考え、これを守ることにしたからなんです。

詩子アナ:「갈잎의 노래」があって、「금모래빛」があると考えると、確かにキーワードになっていますね。「강변-갈잎-금모래-강변」もリンクしているし。答は3)詩の作成過程が分かる部分です。

歌樽先生:もう一歩ですね。詩の作成過程を知ることは難しく、この詩の場合もよく分かりません。『진달래꽃』という詩集に「江村(강촌)」という詩があります。

「オンマヤ ヌナヤ」とともに「金(금)잔디」という小タイトルのもとに載せられているのですが、ここで「금모래 반짝..(靑노새 몰고 가는 낭군)」(第7回参照)、とあって、「반짝는 금모래빛」と同じ情景が出てきます。

「江村」は1922年7月の『開闢』25号、「オンマヤ・ヌナヤ」は1922年1月の『開闢』19号で、「オンマヤ・ヌナヤ」のほうが発表時期は半年早いのですが、詩想の点ではどちらが早いとはいえないようです。

また、「갈잎의 노래」の情景は「여름의 달밤(原題:녀름의 달밤)」でも「갈잎들은 그윽한 노래 부를 때」と詠まれています。詩の作成過程は一つの作品だけではなかなか分からないものです。

詩子アナ:いろいろと考えさせられます。安易に四択をお願いしてしまいました。

歌樽先生:とはいえ、一応四択の問題としましたので、最終の答を聞きましょう。

詩子アナ:はい、かしこまりました。

第20問:4)詩の完成を担っている部分です。

歌樽先生:よくできました。では、このことを自分の言葉でいえるようにしましょう。

詩子アナ:はい、分かりました。では、お昼ですね。

歌樽先生:近くの「용궁(龍宮)」の駅前に美味しいお店があるのでそこに行きましょう。

詩子アナ:先生、今いるここの説明をまだしていませんが。

歌樽先生:では、一度カメラでこの回りを撮っていただきましょう。

詩子アナ:周囲は川ですね、これと似た景色のところに行ったことのある人も多いと思います。ここは私から皆様にクイズを出しましょう。

第21問:ここは周りが川で囲まれ、「가을동화(秋の童話)」の撮影地でもあり、展望台から山がハートが見えることでも有名です。今私たちのいるところはどこでしょうか。

1) 하회마을(河回村) 2) 여의도(汝矣島) 3) 회룡포(回龍浦) 4) 남이섬(南怡島)

歌樽先生:どこでしょうかね。以下、ヒントを出しておきましょう。アクセスしてみてください。

http://tvpot.daum.net/mypot/View.do?ownerid=nBdaOfH42410&clipid=45073216

http://tvpot.daum.net/clip/ClipView.do?clipid=47379779

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http://news.zum.com/articles/16254776

http://cafe.daum.net/touralone4/J4QD/45?q=%C8%B8%B7%E6%C6%F7%20%BE%F6%B8%B6%BE%DF%20%B4%A9%B3%AA%BE%DF

第11回

詩子アナ:1)の하회마을(河回村)は仮面劇で有名な安東、2)の여의도(汝矣島)は国会議事堂のあるソウル、4)の 남이섬(南怡島)は「冬のソナタ」の撮影地の春川で「가을동화(秋の童話)」の撮影地です。

第21問:答は3)회룡포(回龍浦)でした。

歌樽先生:「回:회」の字は昔の地図では「會:회(会)」と書いてあるものもあります。

회룡포 (回龍浦) の元の地名は「義城浦 (의성포)」でしたね。

では、ここで「순대 축제 スンデ祭り」のニュースを見てみましょう。

詩子アナ:やっとこれでお昼が食べられそうです。

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(6分20秒-10分16秒)

歌樽先生:じゃあ、お店に入りましょう。

詩子アナ:このお店、スンデが専門のお店ではないのですか。

歌樽先生:スンデとスンデクックの専門店ですが、練炭焼きイカという特別メニューもあります。これもマッコリと一緒に頼みましょう。この店のおかみさん、誰かに似ていますね。

詩子アナ:私もどこかで見たような気がするんですが。先ほどの「맛있는 여행:美味旅行」にも出ていましたよね。思い出しました。私、ここでクイズを出してもいいですか。お店の方には叱られるかもしれませんが。急に思いついたので準備しましょう。

歌樽先生:じゃあ、どんな問題になるか、やってご覧なさい。

詩子アナ:作っておけば、どこかで使えるでしょう。

第22問:このお店のおかみさんは誰に似ているでしょうか。

  • 1) 최지우(チェジウ)  2) 고두심(コドゥシム)
  • 3) 김혜수(キムヘス)  4) 이영애(イヨンエ)

歌樽先生:これはこれは。サイトを探してみましょう。

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詩子アナ:ということで・・・

第22問:答は2)고두심です。

歌樽先生:ということは、詩子さんは「전원일기:田園日記」を見ていたんですか。

詩子アナ:はい、私、大ファンでした。子供の頃から見ていました。 최불암さんと妻の김혜자さん、その長男の김용건さんとその妻の고두심さん、次男の유인촌さんなど懐かしいですね。

歌樽先生:そうですね。いいドラマでしたね。

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スンデとスンデクックと練炭焼きイカが出てきましたね。ではいただきましょう。

詩子アナ:いただきまーす。スンデクックはなかなか味が濃いですね。スンデも柔らかくて、スッと喉まで美味しい味が届きますね。

歌樽先生:고두심さんで思い出しましたが、『新女性』という女性教養誌があったのですが、この雑誌に金素月の「고독(孤独)」「무심(無心)」などの詩が載せられていますね。「두사람 (二人)」という題の詩もありますよ。

詩子アナ:それが「オンマヤ ヌナヤ」と関連があるのですか。

歌樽先生:あるといえばありますね。たまたま회룡포(回龍浦)から龍宮駅近くのこのお店に入り、「고두심」さん似の店の方に会い、スンデをいただき、「고독」「두사람」「무심」を思い出した訳ですから、「엄마야!:オンマヤ(びっくり)!」というほど、不思議ですね。その不思議さを問題にしましょう。

第23問: 金素月の詩で使われている家族に関する次の語のうち、最も使用頻度の高いものはどれでしょうか。

  1. 父に関する語:아버지・아버님
  2. 母に関する語:엄마・어머니・어머님
  3. 弟からみた兄に関する語:형・형님
  4. 弟からみた姉に関する語:누나・누님

詩子アナ:では、練炭焼きイカをいただきながら、考えてみます。

第12回

歌樽先生: 焼きイカにはマッコリが一番ですね。焼きイカの辛さもまろやかになりますね。

詩子アナ:先生、マッコリ、飲みすぎですよ。

歌樽先生:それほど飲んでいませんから、大丈夫です。

詩子アナ:先ほどの問題ですが、直感では「母、姉、兄、父」といった順番ではないかという気がしますが。これではびっくりする要素がありませんね。

歌樽先生:「母と姉」の女性系が「父と兄」の男性系よりも多いというのは当たっていますね。

詩子アナ:第一感はまずまずですね、答は2)の어머니系か4)の누나系に絞られましたから、どちらかということですね。

歌樽先生:女性系が男性系より多いからといって、最も多いのが女性系とは限りませんが、今回の場合は答が2)か4)かのどちらかというのは合っています。

詩子アナ:正解に近づいてきました。2)の「母」にします。

歌樽先生:残念でした。

第23問:答は4)弟からみた姉に関する語:누나・누님です。

「누나」系が14度、「엄마」系が8度、「아버지」系は3度、「형」と「형님」は使われていません。

詩子アナ:「오빠(妹から見た兄)」はありますか。

歌樽先生:「오빠」はある詩にだけ使われていますが、「언니(妹から見た姉)」はありません。

詩子アナ:ということは同性からは「兄(형)、姉(언니)」の語は使われていないのですか。

歌樽先生:はい、金素月の詩語の中には入っていないんです。この詩に出てくる「오빠」も「신틀 오빠」の形でだけです。

詩子アナ:「신틀 오빠」とは何ですか。

歌樽先生:では、これを問題にしてみましょう。

第24問:「신틀」とは何かを作るためのものですが、それは次のどれでしょうか。

1) 弓  2) 草鞋(わらじ) 3) 布  4) 投網(とあみ)

詩子アナ:신は履物、틀は枠という意味ですから、2)の草鞋。

歌樽先生:正解!

第24問:答は2)草鞋(わらじ)です。

詩子アナ:ヤッター。波に乗ってきました。

歌樽先生:では、もう一問やってみましょう。

第25問:「신틀 오빠」とは次のうちどれを指しているでしょうか。

  • 1)箒星(ほうきぼし)    
  • 2)明星(あかぼし)
  • 3)牽牛星(けんぎゅうせい) 
  • 4)軍星(いくさぼし)

詩子アナ:箒星は流星、明星は金星、牽牛星は織姫の彼で、4)の軍星って何ですか。

歌樽先生:北斗七星のことです。

詩子アナ:じゃあ、もう3)しかありません。

第25問:正解は3)牽牛星(けんぎゅうせい)。

歌樽先生:よくできましたね。つまり「신틀 오빠」とは「彦星兄さん」という意味ですね。

詩子アナ:この「신틀 오빠」の詩のタイトルはもしかして「七夕(たなばた)」ですか?

歌樽先生:その通り、「七夕(칠석)」です。「신틀 오빠」とは妹の立場から自分の兄のことを詠った訳ではないんです。つまり、「형,형님,오빠,누나,누님,언니」のうち、実際には「누나,누님」しか使われていないんです。

詩子アナ:びっくりしました。それで「オンマヤ ヌナヤ」なんですか。なるほど。

歌樽先生:びっくりしてもらえたようですね。焼きイカ、冷めてきましたよ、いかがですか、温めてもらいましょうか。

詩子アナ:えっ?冷めた方が辛くなくて食べやすいのですが。

歌樽先生:じゃ、このままいただきましょう。マッコリの「안주:アンジュ(酒の肴)」としてはこのメニューは最高ですね。

詩子アナ:辛いのに美味しいというところが不思議ですね。

歌樽先生:このすぐ近くの龍宮駅(용궁역)の問題を出しましょう。

第26問:龍宮駅(용궁역)である美味しいものを作っていますが、それは何でしょうか。

1) 龍のヒゲパン 2) 亀の甲羅パン 3) 乙姫の海老パン 4) 兎の肝パン

詩子アナ:どれも龍宮にふさわしいパンの名前ですね。

歌樽先生:実際に駅で作っていますから、あとで行ってみましょう。

Shaws and Goolees

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