民法: 消滅時効


(時効の援用)
第145条 時効は当事者消滅時効にあっては、保証人物上保証人第三取得者その他権利の消滅について正当な利益を有する者を含む)が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすることができない。

(債権等の消滅時効
第166条 債権は次に掲げる場合には、時効によって消滅する。                   
 債権者が権利を行使することができることを知った時から5年間行使しないとき
 権利を行使することができる時から10年間行使しないとき
 債権又は所有権以外の財産権は権利を行使することができる時から20年間行使しないときは時効によって消滅する。
 前二項の規定は始期付権利又は停止条件付権利の目的物を占有する第三者のために、その占有の開始の時から取得時効が進行することを妨げない。ただし、権利者はその時効を更新するため、いつでも占有者の承認を求めることができる

人の生命又は身体の侵害による損害賠償請求権消滅時効
第167条 人の生命又は身体の侵害による損害賠償請求権の消滅時効についての前条第1項第2号の規定の適用については、同号中「10年間」とあるのは「20年間」とする。

定期金債権消滅時効
第168条 定期金債権は次に掲げる場合には時効によって消滅する。
 債権者が定期金債権から生ずる金銭その他の物の給付を目的とする各債権を行使することができることを知った時から10年間行使しないとき
 前号に規定する各債権を行使することができる時から20年間行使しないとき
 定期金の債権者は時効の更新の証拠を得るため、いつでもその債務者に対して承認書の交付を求めることができる

判決で確定した権利消滅時効
第169条 確定判決又は確定判決と同一の効力を有するものによって確定した権利については、10年より短い時効期間の定めがあるものであっても、その時効期間は10年とする。
 前項の規定は確定の時に弁済期の到来していない債権については、適用しない。

第290条 前条の規定による地役権の消滅時効は地役権者がその権利を行使することによって中断する

地役権消滅時効
第291条 第166条第2項に規定する消滅時効の期間は継続的でなく行使される地役権については最後の行使の時から起算し、継続的に行使される地役権についてはその行使を妨げる事実が生じた時から起算する

留置権の行使と債権の消滅時効
第300条 留置権の行使は債権の消滅時効の進行を妨げない。

抵当権消滅時効
第396条 抵当権は債務者及び抵当権設定者に対してはその担保する債権と同時でなければ時効によって消滅しない。

不法行為による損害賠償請求権消滅時効
第724条 不法行為による損害賠償の請求権は、次に掲げる場合には時効によって消滅する。
 被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から3年間行使しないとき
 不法行為の時から20年間行使しないとき

人の生命又は身体を害する不法行為による損害賠償請求権消滅時効
第724条の2 人の生命又は身体を害する不法行為による損害賠償請求権の消滅時効についての前条第1号の規定の適用については、同号中「3年間」とあるのは「5年間」とする。

(財産の管理について生じた親子間の債権の消滅時効
第832条 親権を行った者とその子との間に財産の管理について生じた債権は、その管理権が消滅した時から5年間これを行使しないときは時効によって消滅する。
 子がまだ成年に達しない間に管理権が消滅した場合において子に法定代理人がないときは、前項の期間はその子が成年に達し、又は後任の法定代理人が就職した時から起算する。

(後見に関して生じた債権の消滅時効
第875条 第832条の規定は後見人又は後見監督人と被後見人との間において後見に関して生じた債権の消滅時効について準用する。
 前項の消滅時効は第872条の規定により法律行為を取り消した場合にはその取消しの時から起算する。

Shaws and Goolees

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